無個性

個性的、というカテゴライズによる無個性化

2017.9.29

血と死と光と音と生きること

 

彼が死んだことがある、と打ち明けてくれた日からわたしは1ヶ月ほど泣き続けた

夢のことは思い出す度に混乱して泣きそうになる、彼女の死は望まれた死?望まれなかった死?理由の解らない死を突然押し付けられても困る。自分では来世も黄泉の国も要らないと思うくせに夢には次の世界があってほしいと願っている。例えその死が望まれたものであったとしても。せめて次は幸せになってほしい。そもそも死ななければ思い出しもしなかったくせに。失わないと気づけない我々は愚かだ。でもきっと気づけないようにできているんだと思う。

 

 

あなたのこともきっと同じだから、また少し考えさせてください。きちんと答えを出して会いに行きたい。