2017-08-07 ドライフラワーの恋 同年代の友人の恋が生花だとすれば、 わたしの恋はドライフラワーだ。 終わりが来る期限付きのものでも、例えそれが一瞬だったとしても、彼女らの花は目を欺くほど鮮やかで美しい。 わたしの花は決して目を惹くほどの色を持っていない代わりに、それに終わりは来ない。 前者は恋、後者は愛だとすれば わたしは恋をしない? 永遠ならば必ず愛なのだろうか。終わりのある愛はあるのだろうか。 ドライフラワーもいつかは散る? 永遠も絶対もきっとどこにもない。